新型インフルエンザ対策について 追記09/08/24
2009年8月24日

 新型インフルエンザは弱毒型ですが、厚生労働省の最新の調査結果によれば、8月12日~8月18日に入院した患者は86人になりました。入院するということは重症化したということです。そして、そのうち73%が20歳前の若年層です。また、重症化した人のうち、40%が特定の持病もちで、うち40%強が喘息等の慢性呼吸器疾患です。そして、入院患者の7%にあたる6人が人口呼吸器を使用しています。人工呼吸器を使うということは自立呼吸が困難なわけで、放置すれば死亡するということです。

 すなわち、新型に感染し入院加療を要するほど重症化した人が100人居たとしたら、100人中73人が20歳未満の若者、42人が特定の慢性疾患患者で、うち16人が喘息などの呼吸器疾患患者ということになります。そして、7人は呼吸困難に陥っているということです。

 感染者数は厚生労働省から発表されていないようなので不明ですが、国立感染症研究所の8/10~8/16の推定値を母数とすれば、重症化率は0.08%と低いので、予防措置をきっちりと行えばそれほど心配する必要はないと思いますが、強毒型のH5N1型が襲来したときの事を想定してリスク管理の手順をしっかり確認しておいてください

※ちなみに、H5N1型に感染した場合、致死率は60%ですWHO 感染確定症例数)。このデータが採取されている発症した国を考えれば想像がつくと思いますが、きちんとした医療機関での診断を受けずに死亡した患者も相当数にのぼるはずですから、実際の致死率はさらに高くなるでしょう。

 統計数字が示しているのは、発症すれば3人のうち2人は確実に死ぬということです。ここで、さらに考えておかなければいけない事は、現在のH1N1型と同様にパンデミックになった時は、肺炎の重症化に対応する人工呼吸器等の医療設備が決定的に不足するので手当てを受けられないままに重篤化する人が激増するということです。

 したがって、これを機会に感染防止策をきちんと実行して、いざという時の為に備えましょう。

 平時に出来ないことが非常時に出来るはずがありませんから。

 たかはし

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