SHUNSUKE MORITA

実現手段を自分で考え、
最大限の成果を導く

森田 俊介

技術部 主任
2011年4月新卒入社
会津大学大学院 卒

なんてフットワークの軽い会社なんだろう。
その強烈な第一印象に導かれて入社を決めた

入社のきっかけを教えてください

ひとつ上の先輩からナッツウェルという会社の存在を聞き、ちょうど大学の会社説明会にナッツウェルの名前があったので、話を聞いてみようかなと思ったのがきっかけです。

エントリーしてみると、驚くことに「社長が大学に行く交通費を使って、君が東京に来てはどうか。実際に会社を見たうえで説明会を受けてみないか?」と言われたんです。そこで肌に合えば、面接までしちゃいましょう、と。なんてフットワークの軽い会社なんだろうと思いました。それにすごく合理的ですよね。最初の出会いから、そういうところに惹きつけられました。

そこで本社がある神田を訪ね、説明会を受け、すぐに採用面接、内定…と、トントン拍子で入社が決まりました。説明会ではアジャイル開発の手法について説明を受けましたが、当時はあまりピンときていなかったと思います。ただ、新鮮さを感じたのは確かです。同じ大学出身の先輩が多いのでほっとしましたし、親しみやすさも感じました。

設計からプログラム、テストコードまで
一から十まで担当できるのがおもしろい!

これまで携わった仕事はどんなことですか?

半年程のスパンで、認証システムの開発や基幹システムの改修案件など、いろいろな案件に携わってきました。現在は、認証システムの改修を主に行っています。

少ない人数でプロジェクトをまわしているので、設計からプログラム、テストまで多岐にわたって担当できる。
分業ではなく一から十まで全部自分でできるのが、おもしろいところですね。案件によっては、客先で常駐することもあります。そういった時に社外の人と触れ合うことができ、いい刺激にもなります。

成長するうえで意識してきた課題はなんですか?

1年目の頃、詳細設計からプログラム作り、テストコードまで担当したのですが、あとから品質指標を見ると、明らかに自分の担当箇所にバグが多い。それからは、自分のアウトプットに対して品質をどう担保するかという課題を意識するようになりました。

失敗をするたびに、どうすべきだったのかを先輩と話し合い、どういうときにバグが多いのかを自分なりに検証してみたんです。すると、自分では指示されたことをしっかりやっていたつもりでも、ゴールが明確でなかったり、指示の目的をかみ砕き切れていないときに、失敗につながることが見えてきました。逆に、目的やゴールが認識共有できていれば、途中で多少のブレがあっても、最終的な方向はブレません。

失敗と反省を重ねるなかで理解したのは、自分で考えてアウトプットすることの大事さです。言われたことだけをやるのなら機械と同じ。だから今は、常に目的意識を持つように心がけています。少しでもブレがあれば聞き直して確認したり、連携を密にしてカバーするようにしています。

会社にいるときと変わらない環境で
仕事と介護の手伝いを両立できています

現在は宇都宮で仕事をしているとか?

2015年10月から、地元の宇都宮に戻り、自宅でリモートワークをしています。弊社のリモートワーク第一号です。

家族の介護の手伝いが必要になって地元に戻ることになり、上司に相談したところ、提案されたのが「リモートで働いてみない?」でした。「リモートなら辞めなくてもいいでしょ」と言われたときは、自分を必要としてくれていると感じてうれしかったですね。

リモートワークをしてみていかがですか

10時からの朝会に間に合うよう接続し、19時まで仕事をしています。会社から貸し出されているモニターやマシンを使っているので、会社にいるときとかなり近い環境でやっています。前と変わらずチームの一員として仕事をしていますが、スカイプを使えばリアルタイムでやりとりできるので、コミュニケーションに不便を感じることはありません。

また通勤時間がない分、自由な時間が増え、介護の手伝いとも無理なく両立できています。

課題といえば、画面をつないでいないときに、いかに集中力を持続させるか。タイマーを使って時間を区切り、小さなタスクを設定するというやり方を試したり、今も試行錯誤しています。

今後の目標は、リモートワークだからこそ、最低限の言葉のやりとりでもきちんと目的を共有し、実現手段を自分で考えていくようにしていきたい。リモートワークの成功事例になるよう、最大限の作業をすることが求められると思っています。

(内容はすべて、2016年11月現在)