ROUNDTABLE DISCUSSION MEETING内定者座談会

10月のとある月曜日の夕方、会議室に集まってくれたのは、2018年4月入社予定の内定者4名(うち1名はすでに入社)。
恒例の社員旅行(伊香保温泉を満喫!)に参加した帰りです。旅行を通じてすでに仲間意識が芽生えた様子の4人に、
座談会形式でそれぞれの就職活動を振り返ってもらいました。

プロフィール

  • 正治 竜太郎さん(25歳)

    奈良県出身。大学中退後、いったんは地元で就職。その後、IT関連の仕事に将来の道を見つけ、HAL東京へ入学。高度情報処理学科でIT技術を学び、産学連携のプロジェクトも経験。現在は卒業制作のイベントに向け準備中。

  • 梅田 冬稀さん(23歳)

    秋田県出身。高校時代からパソコンに夢中になる。ソフトウェア開発を学ぼうと秋田大学 理工学部へ進学。さらに大学院へ進み情報工学を専攻。現在は学生自主プロジェクト活動で3Dアプリケーションなどを制作中。

  • 田邊 恵李さん(24歳)

    静岡県出身。静岡大学教育学部を卒業後、兵庫県立大学大学院で情報基盤を専攻。主にC言語を使った開発・研究に取り組む。ナッツウェルに内定後、大学院を中退。一足早く9月1日から入社し、現在は新入社員として奮闘中。

  • 菊池 良仁さん(22歳)

    茨城県出身。茨城大学理学部で有機化学を専攻。化学の学びを活かせる業界か、興味のあったパソコン関連かで迷った末にIT企業への就職を選択。現在は入社に向けJavaを勉強中。基本情報技術者試験にも挑戦。

※年齢は2017年12月に取材した時のものです。

自分がめざした働き方、環境を実現するため、
ナッツウェルに入社

梅田冬稀さん(以下、梅田) IT系の仕事は高校時代からの夢。大学もその延長で選び、最終的にソフトウェア開発の会社に就職が叶いました。みんなも最初からIT業界志望だった?

田邊恵李さん(以下、田邊) IT技術者志望と決めていたけれど、最初は労働条件を優先して、IT業界以外の会社の“IT部門”をめざしたんです。でも、いざ就職活動を始めてみると“IT部門”ではレベル的にもの足りなく感じられて。それで結局、IT業界に的を絞りました。

正治竜太郎さん(以下、正治) 僕はちょっと遠回り。流れで進学しちゃった大学をなにか違うと思って中退。就職した先が郵便局で、けっこうアナログだった(笑)。それで、こういうのを便利にする仕事ってどんなのだろう、みたいな興味からITに目覚めたんですよ。それでIT企業に入るために勉強しなおそうとHAL東京に入学しました。

菊池良仁さん(以下、菊池) 僕もここに至るまでかなり迷走。もともと専攻は有機化学で、大学院に行って研究職をめざそうかとも思ったし、化学メーカーも調べました。同時に、昔からパソコンをいじるのが好きだったので、その方面も面白いかなと思ったんです。早めに就活を始めていたから、いろいろな業界を受けてみました。そうやって幅広く当たってみたうえで、IT系が一番楽しく仕事ができるんじゃないかと感じたんです。

正治 就職活動で重視したのは、大企業じゃないこと。人数が多いとそれだけ任される範囲が狭い。自分が何を作っているのかわからないような仕事はやりたくなかった。その点ナッツウェルは、設計から関わらせてもらえる案件だけを受けていると聞き、いいなと思いました。

梅田 僕は、みんなでワイワイと楽しく仕事ができる環境も大事かなと思いました。ナッツウェルの面接ではそういう雰囲気が伝わってきた。最初は大企業をめざしてみたけれど、面接に行っても自分に合っているという実感がわかない。それで大手企業以外にも視野を広げてみたら、説明会や面接で明るく雑談形式で話せる会社が多かった。自分にはそういうところが向いていると気づけて良かったと思います。

田邊 私が重視したのは労働条件やトップの考え方。合理的な働き方ができる会社がいいなと思っていました。労働条件だけを考えると大企業だったかもしれないけれど、それだと自分でプログラムを書くより、管理をする側になってしまいそうって思ったんです。ナッツウェルは社長の考え方がとても合理的で、言い方を変えれば、型破り(笑)。きっとこの人の下だったら、うまく働いていけると感じました。

菊池 僕は、どれくらいのことをやらせてもらえるか、ということを重視しました。IT初心者だけど、やるからには高いレベルを求めてくれるところで働きたいと思ったんです。話を聞いて、ここなら初心者の人にも妥協はしないという熱いものを感じました。

説明会→面接→時には、ごはん!?
そのフットワークの軽さも魅力

田邊 ナッツウェルを知ったのは、転職サイトのスカウトメールがきっかけです。技術的な内容にまで踏み込んで書いてくれたのはナッツウェルだけだったから、うれしかった。ここならしっかり技術を活かした仕事ができると感じました。説明会に行ったら、「もしその気があるならこのまま面接もするけど、どうですか?」って言われて。そんなフットワークの軽さもいいなと思いました。

梅田 僕も説明会に行きたいという旨を伝えたら、「秋田から来るのは面倒でしょ、スカイプで説明会や面接をやっちゃおうか?」って提案されました。結局それは実現しなかったんですが、説明会のあとに面接、そのあと「ごはんを食べに行きましょう」と社長に誘われて。面接もすごく楽しかったし、とんかつも美味しかったです(笑)

菊池 僕のときも「面接も受けていく?」という流れになって、条件反射で「受けます」。さらにそのあと「メシ行かないか」と誘われて、そこも条件反射で「行きます」(笑)。

正治 僕は、ごはんはなかったなあ(笑)。それよりいきなり1対6の面接って、びっくりでしょ。

(一同、「そうそう、びっくり!」)

正治 僕はあがり症なので面接で舞い上がっちゃって、何を聞かれたかまったく覚えてない。ふだんの会話みたいな調子でしゃべった記憶はあるんだけど……。

田邊 面接は、自己紹介のときの内容を聞き流さずに、ちゃんと聞いてくれたのが印象的だった。

梅田 僕のときは、プログラムをやっていて良かったこととか、人に作品を見せて喜んでもらったことなどを聞かれたかな。技術的なことよりも、チームワークを重視しているのかなという印象を受けましたね。

正治 面接のあともトントン拍子。話した内容を覚えていないくらいだから、ダメだったかなって落ち込みながら帰ったんだけど、そこに「合格」の連絡。その瞬間、なぜか「ヤラレター」って思って心をガッとつかまれました。

菊池 僕は正直、展開が早すぎて追いついていけなかった。帰りの電車の中で「合格」のメールが来て、あまりに早くて困惑したところも。まわりに相談したら「大丈夫か?」って心配された(笑)。でも、いろいろ会社を見て来たなかで、ここは信用できるっていう直感はありました。

田邊 私もまだ早い時期だったこともあって、まわりに一瞬止められました。でも、もうここよりいいところはないって確信したんです。こういうところで働きたいという条件を全部満たしていたから。

菊池 自分の人生を振り返ると、勉強も部活動も次々に興味が移って、良くいえば幅広く、悪く言えばブレブレ(笑)。それに対し「どういう考えでいろいろ学んでいるの?」と聞かれたんです。考えを知ろうとする姿勢が感じられて、一緒に働ける人かどうかをしっかり確かめているのかなと思った。そういうのが伝わってきて、ここに決めようと思いました。

梅田 僕はⅠ型糖尿病という持病があるんです。面接でそのことを話したら、社長や他の社員の方たちが病気についてすでに理解があることがわかって、すごく安心しました。そのことも最終的に大きな決め手になりましたね。

正治 僕は面接中ずっと、社員のMさんに「似てる、似てる」って言われたんです。そのときは誰のことやらって感じなんだけど、言われるうちに、自分に似た人がいっぱいいるのかな、自分に合ってるのかなって気分になってきた(笑)。それが決め手になった気がします。

5年後のプロジェクトリーダーをめざし、
一歩一歩キャリアを積んでいきたい

正治 将来の目標は、まずはプログラマーとしてレベルアップすること。いつまでも技術職としてやりたい気もするけれど、プロジェクトをまとめる役割も楽しいと思う。だから、5年後にはプロジェクトリーダーを任されるくらいになりたいですね。

梅田 個人的には技術的なことが好きなので、それを自分の強みとしていきたい。それと同時に、プロジェクトリーダーになれるようキャリアを磨きたいという思いもあります。会社として仕事で注力する言語や技術があると思うので、それもきっちり伸ばしていきたいですね。

田邊 私はみんなより一足早く、9月1日に入社しました。それですでに壁にぶち当たっているので、今は先のことは考えづらい(笑)。

梅田 ぶち当たったって、どんな壁?

田邊 Javaが仕事のツールとして必須なんだけど、学生時代に使っていたのはC言語。Javaは触ったことがなかったんです。それで今はJavaと格闘中。歯がゆいけれど、まずはプログラマーとして独り立ちして、社内のプロジェクトに一人で参画できるようにするのが目標ですね。

菊池 自分は今までJavaとかIT技術について勉強してきていないので、気分としては、その国の言葉を知らないまま、外国に行くみたいな感じ。ワクワクもあるし、不安もある。目標なんて言える段階ではないけれど、とにかく、先輩からも後輩からも頼られる人間をめざしたいなと思います。

就活成功の鍵は、
こだわりから自由になってみること!

菊池 僕もそうだったけれど、就職活動ではどうしても、大学で学んだことを活かす就職先でなければ、というこだわりを捨てきれない。でも、大学の専門に縛られることなく、いったん自由になってやりたいことを見つけるのもいいんじゃないかなと思います。

田邊 そうやって視野を広げてみるのも一つの手だし、あるいは、これまでやってきた技術一本、研究一筋という、自分の売りをひたすら売り込んでいくという手もあると思う。声を掛けてもらったら、機会を逃さず売り込んでいくことも大切ですね。

梅田 僕は最初から、何事も経験と考え糧にしていこうと決めて臨みました。たとえば志望した会社に面接で落ちても、受かっても、どちらも一つの経験。いろいろな経験ができるって考えられれば、そのたびに落ち込んだりしにくくなると思ったし、次の新しいことにチャレンジしていける。気持ちの持ち方を決めてしまう、というやり方は、僕には合っていたと思う。どう考えれば落ち込まないか、逆にモチベーションを上げられるか、就活中の人たちも試しに考えてみてほしいなあと思います。

正治 僕の就職観は、「断られたところは自分に合わなかった」と思うこと。

(一同、一斉に「あ、わかる、わかる!」)

正治 そう思って、じゃ、次行くか、と。あとね、早く動くことが一番なんじゃないかなって思います。早く始めて、いろいろなところに行って、どんどん企業に断られて……

菊池 どんどん断られるのはイヤだなあ(笑)

正治 いやいや、そこでどんどんメンタル上げていけばいいんです。自分に合う会社のときって、きっとガチャッとはまる感じ。そこに出会うために、いろいろ受けてみるのがいいと思います。

田邊 就職活動はこうあるべきというベストをめざさなくてもいいと思う。縁を大切に、ぜひ自分にピッタリの会社を見つけてほしいですね。

時にはツッコミが入り、時には賛同の嵐が巻き起こる、爆笑の1時間半でした。この4人も4月からは力強い仲間としてナッツウェルの未来を背負っていきます。
ナッツウェルという会社に興味がわいた方、一緒に働いてみたいと思った方、ぜひ行動を起こしてみてください。

(内容はすべて、2017年12月現在のものです)